2012年3月14日水曜日

37歳妙齢女、よそ行きドレスが欲しいだけなのに

ドレスが欲しい。

ワンピース・ドレス。

用途は、友人の披露宴と、その他にもちょっと気取った食事会や集ま
りに着たいな、と。

簡単そうな気がしますか?
これが、私のような30代後半の妙齢女には本当に難題なんです。

とりあえず、万能選手「リトル・ブラック・ドレス」に狙いを定め、デパートを
ぶらぶらしてみたのですが、見つからないこと見つからないこと!

20代の披露宴出席適齢期な女の子たちが着るような、
『次は私が男をゲット』ってな、肉食的に愛らしくかわいらしいドレスは
いくらでもあるんですが、どう見ても私のではない。

かわいいしサイズ的には着られるけれど、
本物のキラキラした20代女子と私が同じ服を着ても、痛々しいだけだもの。

フロアを上がって30代以上向けの国内ブランドを見ると、
スーツ以外のきちんとした服=入学式の付き添いお母さん服…。
まだ、PTA役員総選挙には出たくないッ。

それにしてもこのテの付き添い服には、絶句。シャネル風のノーカラーツイージャケット、シフォン素材のぶりぶりしたスカート、これみよがしなコサージュ。。。。

たとえ子供ができても、あれを着るのだけはやめようと心に誓います。
母親たちはあれを着て、いったい誰に、何に媚びるんだ?あれを着て勝つのは誰だ?
国内ブランドでも素敵なものを作っているところがたくさんあるのは知っているのです。地元の百貨店で探そうとするのがそもそもの間違いだってこともわかってはいるのです。都内のセレクトショップに行かない私が悪いんですとも。

でも、やっぱり、ため息が出てしまう。
ふらっと買い物に出て、思い通りの服が見つからないなんて。

やはり日本では、

子供→女の子→おばちゃん(=お母さん)→おばあちゃん

というコースをたどれと、暗黙のうちに言われているみたい。


子供→女の子→女性

というコースをたどりたくても、社会がそうさせないように外堀から固めてきて
いる感じがします。大げさ?んなこたないゼ。
欧米社会なら、結婚しようがしまいが、子供がいようがいまいが、このコースをたどるのはたやすいのに。

それでも、私はこっちのコースをたどってやるつもりですけどね。


最近は日本でも、
子供→女の子→20代女子→30代女子→40代女子→

と、「女の子」期間を延ばそうとしている雑誌などが出てきて、その動き自体はとても良いことだと思います。けれど、「女子」は「女性」ではないような違和感も感じてしまうのが正直なところ。

「大人かわいい」という女性で、本当にかわいいのは梨花さんくらいしかいないという事実に、早く気づこう!(と言ってる私も最近気づいたんだけれど)
大抵は「イタくてかわいそうなおばさん」ですから!ええ、自戒をこめて。

この国に、きちんと素敵な大人の女性を増やすために、少しでもその役に立つ活動しようっと。

あ、自分は関係ないと思ってるそこのオトコ共、あなたが「大人の女性」の価値
をきちんと認識することもすごく重要ですからね。よろしくね♪


そして結局、ドレスは写真のものを購入。
黒のサテン素材、DKNYです。われながら無難。。。

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